ホワイトリスト
ホワイトリストの説明
ホワイトリストとは、警戒する必要のない対象の一覧表のこと。対義語はブラックリスト。
インターネット
例えば、青少年にインターネットを扱わせる場合、青少年に見せても安全なページだけを登録しておき、それ以外のページにはアクセスできないようにすると安全である。このとき、青少年に見せても安全なページのリストアップが「ホワイトリスト」にあたり、青少年に見せても安全なページ(ホワイトリスト)にしかアクセスできないようにする方法は「ホワイトリスト方式」と呼ばれる。
日本の携帯電話においては、携帯電話事業者が認めた公式サイトであり、かつ限定したカテゴリーに属するサイトのみアクセスできる方式をホワイトリスト方式としている。したがって、非公式サイトはホワイトリストからは排除されている。なお、総務省の「インターネット上の違法・有害情報への対応に関する検討会」中間とりまとめでは「13 歳未満の小学生が利用する携帯電話のフィルタリングサービスとして推奨することは可能だが、18歳未満の青少年一般に推奨するには不適当であろう。」と結論付けており、その性格を明らかにするため「携帯事業者提供リスト方式」と呼ぶことがふさわしいとしている。
メール・電話
電話や電子メールにおいては、着信・受信を許可する対象が「ホワイトリスト」と呼ばれる。
利点
従来のブラックリスト方式の場合、アドレス詐称が行われた場合にリストが無意味なものになってしまい、効果の面で疑問があった。また、ブラックリスト自体が巨大なデータベース化されてしまうことによりコンピュータ資源が浪費してしまうという問題もあったが、ホワイトリスト方式はそのような懸念が払拭されることになる。
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