「安心ネットづくり」促進協議会
「安心ネットづくり」促進協議会の説明
「安心ネットづくり」促進協議会(「あんしんネットづくり」そくしんきょうぎかい)は、2008年10月8日に設置され、2009年2月27日に正式発足した任意団体。2008年6月に成立し、2009年4月1日に施行される「青少年が安全に安心してインターネットを利用できる環境の整備等に関する法律(青少年インターネット環境整備法)」を一つのきっかけに、誰もが安心かつ安全に携帯電話およびインターネットを利用できる環境の構築を図り、これまで企業や教育機関、NPO等によって個々に行われてきた取組を有機的に連携させ、民間における自主的取組を向上させることを目的としている。
事業内容
* 家庭・地域・学校におけるICTメディアリテラシー向上の取組の推進
* 携帯電話及びインターネット利用環境を整備するための民間の自主的取組の促進
* 携帯電話及びインターネット利用環境整備に関する国内外の調査・研究等
* その他協議会の目的を達成するために必要な事業
活動趣旨
利用者・産業界・教育関係者等が一丸となって「安心ネットづくり」を推進し、インターネット利用環境を整えるとともに、「利用者が光と影を正しく知り、楽しく賢く安心して使うツールとして発展する」ことを目的とする啓発活動の展開によって、国際的な貢献も視野に入れながら、各関係者が社会的な責任を果たすことを趣旨としている。これにより、以下のような具体的成果が期待される。
* インターネットの安全利用に関する国民啓発
* インターネット利用環境の整備による青少年の健全育成、高齢者支援、地域再生
* 未来の人々や企業の諸活動を支える基盤形成
委員会
2009年度の事業として2つの委員会及びその傘下に4つの作業部会を設置して活動する。
普及啓発委員会
目的
家庭・地域・学校におけるICTメディアリテラシー向上の取り組みの推進と携帯電話及びインターネット利用環境を整備するための民間の自主的取組の促進。
主な活動内容
* 自主憲章等の策定とその普及
* 各種地域イベントの企画開催
* 各種自主的取組の情報共有と議論の場の提供等
作業部会
* 普及啓発活動作業部会
調査企画委員会
目的
携帯電話及びインターネット利用環境整備に関する国内外の調査・研究等。提言と違法・有害情報への実効性のある対応策の検討。
主な活動内容
* 知見の集約とその情報共有
* 児童ポルノに対する実効性のある対応策の実証と議論の場の提供
* コンテンツレイティングの実証と議論の場の提供
作業部会
* 調査検証作業部会
* 児童ポルノ対策作業部会
* コンテンツレイティング作業部会
活動計画
* 2008年10月8日
o 設立発起人総会を開く、各社の社長など発起人がそろって会見。
* 11月4日
o 財団法人マルチメディア振興センター内に設立準備事務局を設置、URLを変更。
* 11月7日~
o 会員企業を募集
* 12月
o 総務省の施策「『安心ネットづくり』促進プログラム」が「インターネット上の違法・有害情報への対応に関する検討会」の最終報告書内でとりまとめられる。その中に、民間の自主的取り組みの促進やメディアリテラシーの向上が盛り込まれる。
* 2009年2月27日
o 設立総会を開催。誰もが安心してネットを利用できる国民運動「1億人のネット宣言 もっとグッドネット」を発表。
* 4月3日
o 設立記念シンポジウム・瀬戸内寂聴講演会を開催。
* 5月~
o 各種調査、実証事業を開始。<調査企画委員会>
* 6月~
o 地域啓発事業(安心ネット・シンポジウム)を実施予定。<普及啓発委員会>
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