フィルタリング (有害サイトアクセス制限)
フィルタリング (有害サイトアクセス制限)の説明
フィルタリング(英語 filtering)とは、インターネット上のウェブページなどを一定の基準で評価判別し、選択的に排除する機能のこと。
ここでは、主に青少年保護を目的として、政府、接続業者、親権者、コンピュータ管理者等が行うものについて述べる。(別称:ブロッキング)
親権者等による、DVDなども含めたメディアの選択的な排除は「ペアレンタルコントロール」と呼ばれる。またアクセス排除ではなく、内容レベルの可視化を目的とした概念にレイティングがある。
アクセス制限対象
フィルタリングリスト提供会社がサイト情報の収集をし、各サイトをカテゴリーごとに分類している。PC向けのソフトウェアでは各会社が制限対象となるカテゴリーあるいは個別のサイトを選定している。
携帯電話フィルタリングでのアクセス制限
携帯電話向けのフィルタリングサービスの内、ブラックリスト方式のサービスでは、携帯電話事業者各社が以下のカテゴリーで分類されているサイトをアクセス制限カテゴリー(ブラックリスト)として指定し、青少年名義の携帯電話への閲覧制限を行っている。
* 不法(違法と思われる行為、違法と思われる薬物、不適切な薬物利用)
* 主張(軍事・テロ・過激派、武器・兵器、告発・中傷、自殺・家出、主張一般)
* アダルト(性行為、ヌード画像、性風俗、アダルト検索・リンク集)
* セキュリティ(ハッキング、不正コード配布、公開プロキシ)
* 出会い(出会い・異性紹介、結婚紹介)
* ギャンブル(ギャンブル一般) ※スポーツくじ、宝くじは対象外である。
* コミュニケーション(ウェブチャット、掲示板、IT掲示板)
* グロテスク(グロテスク)
* 成人嗜好(娯楽誌、喫煙、飲酒、アルコール製品、水着・下着・フェチ画像、文章による性的表現、コスプレ)
* オカルト(オカルト)
公共空間、学校、職場等でのアクセス制限
図書館、市役所など公共の施設に設置し不特定多数に利用されるパソコンや、小中高等学校の児童・生徒用パソコン、企業・官公庁の社員・職員用パソコンでは、フィルタリングによるアクセス制限を行う場合がある。アクセス制限カテゴリーは各組織において選定されるため、その運用実態は様々である。なお、各学校やプロバイダごとにアクセス制限対象を選別するのではなく、地方自治体による有害情報選別組織に権限を委ねているケースもある。
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