イメージの悪いサイトで風評被害を受けたケース
ネットによる風評被害が大きな問題となっていますが、その大半は悪口や誹謗中傷を書かれたケースです。事実無根、根も葉もない話を書き立てられ、売上げを大幅に減らしてしまった話もよく聞きます。しかしわたしが遭った風評被害はそれとはちょっと異なるケースでした。
きっかけはとあるサイトでわたしの店が紹介されたことでした。もちろん、わたしが宣伝を依頼したわけではなく、どんな人が運営しているのかもわからないサイトです。よい評判を広げてくれるようなサイトなら歓迎なのですが、悪い評判なら風評被害の原因となります。わたしの場合、そのサイトは悪口を書くわけでもなく、運営者が店を訪れてくれたことが書かれ、まずまず好意的な評価が書かれていました。
ただ、そのサイトそのものがあまり評判が良いところではないらしく、利用者から寄せられるコメントはかなり荒れた雰囲気が漂っていました。そしてわたしの店が取り上げられた記事に関しても「どうせロクな店じゃないんだろ」とか「あなたが行くならこの店には絶対行きません」といった内容のコメントが書かれている始末。もしこういったコメントを書いた人たちが自分のブログやサイトでわたしの店を誹謗中傷するようなことを書いてしまったら…と思うとゾッとさせられました。
こうしたケースでは十分な風評被害対策ができないのが難しいところ。実被害が及ばないことを祈りつつ、気にしないようにするのが一番なのでしょう。ネット社会というのはつくづく複雑で難しいものだと思わされました。