訪問者数の多いサイトで個人情報を晒されたケース
検索エンジンでは訪問者が多いサイトほど上位に検索される傾向があります。またキーワードがどれだけ利用されているかなども検索順位に影響するようです。そのためSEO対策を行う企業サイトも多いわけですが、そんな上位表示されるサイトで個人情報を晒されてしまう可能性もあります。わたしはまさにそんなトラブルに巻き込まれた1人です。
SEO対策の厄介なところはそのサイトが必ずしも優良だったり、魅力的だとは限らないにも関わらず上位表示されてしまう可能性があること。その結果、多くの人が訪問し、そこに書かれている個人のプライベートな情報や誹謗中傷を目にしてしまうことになるのです。わたしの場合、とあるブログに個人情報を公開されてしまい、大いに迷惑しました。実名が思いっきり書かれており、興味を持っている人が調べようと思えば住所までわかってしまうような内容だったのです。しかもそのブログはあるキーワードで検索すると最初のページに表示されるような環境にありました。
これではたまったものではありません。こういった時にはこうしたブログの検索順位を下げる逆SEO対策という方法もあるそうなのですが、そうでもしないとどこで、どんな形で個人情報が晒されてしまうかわかったものではありません。このトラブルを通してわたしはネット社会がいかに恐ろしく、危うい面を持っているのかを痛感させられました。できればこのような被害ができるだけ発生しない環境を誰かが作ってくれることを期待したいところです。