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個人攻撃

個人攻撃の説明

個人攻撃(こじんこうげき)とは、議論(何らかの係争関係にある会話・対話など)において相手を論駁しようとするとき、相手の発言ではなく、発言者である相手自身を話題にして目的を達しようとする行為である。

個人攻撃の概要

この行為は、相手の「劣った発言者の意見は、聞くに値しない」という論理を前提にしている(本項の性質上このようにしか表現できないのであって、誰かをおとしめる意図はない)。これは議論とは別に相手の欠点を見出し、それを論拠として議論を強制的に、かつ一方的に終了させようという試みであり、本来の議論から逸脱する行為(詭弁)とみなされることから問題視される。

その一方で、相手が対話中に発した言葉尻を捕らえて、それを個人攻撃だと評して議論の逸脱を試みようとする者も見られる。

いずれにしても個人攻撃という言葉は、議論の応酬の上でどちらかが議題から逸脱した部分で相手を論ごと封殺しようという場合において見出せる現象に関わる状態に用いられる言葉であるため、同語が議論中に含まれた時点で、既に片方か双方が冷静さを欠いている状況とみなすことができる。

個人攻撃の具体例

具体的には、議論とは直接関係のない相手の国籍や性格・宗教・政治的立場など相手の属性を決め付けるレッテル貼りを行い、属性を己の属性と比較し下に位置付けることで、「自分より劣った発言者の意見は聞くに値しない」と言う結論を導き、論戦を自分の勝利として完結させようとする。

一般に、個人攻撃はその行為自体が否定的に捉えられがちである。なぜならば、理論に対し理論の欠点をついて反論するのではなく、議論の論旨と無関係に相手の欠点を見出して、それを足がかりに反論をするからであり、その行為自体が理論的とは言えないためである。また個人攻撃に際しては、ある属性から赫々云々な性質があるはずだとするステレオタイプなど、本人の性質とはもはや無関係な理由により、相手を貶めることが行われる部分も、理知的な議論とは相容れない理由となっている。

例えば「お前は日本人ではない(云々)」ないし「お前は貧乏人である(云々)」と言うパターンがあるが、これらは日本人ではないからといって必ずしも日本語が堪能でないという等式は成立せず、また貧乏人であるから学が無く物事の可否が判定できないとか良いものが解らないという理屈は必ずしも成り立たない。これらの点で、論理として破綻している。加えて、実際に相手が「日本人ではない」や「貧乏人」であることの立証が出来ない限り、それはもはや発言者当人の願望であり、単なる言いがかりである。

そのため、大抵の議論においては個人攻撃をすることは避けられるべきであるとされる。

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